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個人間カーシェア「Anyca」、スマホで解錠できる「AnycaKEY」

DeNA SOMPO Mobilityが運営するカーシェアサービス「Anyca(エニカ)」は、個人間でカーシェアするクルマの鍵をスマートフォンで開けられるシステム「AnycaKEY」の提供を開始した。AnycaKEYは約300車種に対応する。

これまでAnycaでは、オーナーとドライバーの間で対面でクルマを受け渡しする必要があった。また、クルマに工事をして受け渡し用の機器を取り付けることで非対面での受け渡しも可能としていたが、多くの車種で非対面シェアを実現することは困難だったという。

AnycaKEYでは、機器を取り付ける方式ではないことから、最大約300車種に対応。AnycaKEYを導入することで、オーナーはシェアや返却対応のために予定を空ける必要がなくなり、ドライバーも予約がしやすくなるとしている。

AnycaKEYを利用したシェアを行なう場合、ドライバーはシェア開始日にAnycaKEYアプリでクルマを解錠。事前にオーナーから案内された場所にある車内のキーボックスのトレーからクルマのキーを取り出し、利用する。

AnycaKEYは、2020年12月からシステムを利用したいオーナーの募集を開始。3月29日時点で430台の申し込みがあり、引き続き募集を行なう。

なお、ドライバーは対面シェアかAnycaKEYでのシェアを選択してリクエスト可能。また、AnycaKEYでシェアできるのは、ドライバーとの関係性等を踏まえオーナーが承認した場合に限られる。

対応車種の例