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赤いiPhone 12登場。AIDSとコロナ対策支援の(PRODUCT)RED

アップルは、HIV/AIDS対策プログラム(RED)との提携を拡大し、アフリカにおけるHIV/AIDS対策プログラムに加え、これらの地域を新型コロナウイルスから守っていくための支援を強化する。また、(PRODUCT)REDを冠した赤いiPhone 12やApple Watch Series 6などのデバイスも発売開始した。

アップルは、サハラ砂漠以南のアフリカにおけるHIV/AIDSの蔓延に終止符を打つという(RED)の使命に賛同し、2006年から提携。過去14年間に約2.5億ドルの寄付金を集め、予防、検査、カウンセリングサービスを提供している。2020年は、HIV/AIDSに対する取り組みと共に、医療体制が脆弱な地域における新型コロナウイルスへの対応と予防も並行して実施し、南アフリカにおける濃厚接触者の追跡や、ガーナにおける医療従事者向けの防護具(PPE)や緊急医療器具の確保などに使われている。

(RED)の活動支援のため、2020年のホリデーシーズンは、iPhone 12 (PRODUCT)RED、iPhone 12 mini (PRODUCT)RED、Apple Watch Series 6 (PRODUCT)REDなど、(PRODUCT)REDのデバイスやアクセサリを幅広く展開。2021年6月30日までの期間に、(PRODUCT)RED製品の販売から得られた収益の100%をグローバルファンドの新型コロナウイルス対策に振り向ける。

iPhone 12 (PRODUCT)RED
Apple Watch Series 6 (PRODUCT)RED

また、Appleは12月7日までの期間、apple.com、Apple Storeアプリケーション、Apple直営店で、Apple Payを通じた購入1件ごとに、グローバルファンドの新型コロナウイルス対策費用として1ドルを寄付する。

Apple Musicでも(RED)のプレイリストを展開するほか、App Storeでは、Appleの(PRODUCT)RED製品の詳細と、HIV/AIDSと新型コロナウイルスに同時に闘うための課題などを紹介。Apple TVアプリの《今すぐ観る》タブでは、世界エイズデーにちなんだコレクションを紹介している。

Appleの直営店では、世界エイズデーに合わせ 12月1日から赤いロゴを掲示(12月7日まで)。丸の内、渋谷、川崎、名古屋栄では赤いデカールをウインドウに施している(12月4日まで)。