チャリチャリとmobbyが提携。電動キックボードも自転車も選べる

シェアサイクルサービス「Charichari(チャリチャリ)」を提供するneuetと電動キックボードのシェアリングサービス「mobby(モビー)」を提供するmobby rideが事業提携。福岡市を中心に共同でシェアリングモビリティ事業を推進する。

シェアモビリティの利用促進には、自由な移動の選択肢を増やすことが重要とし、利用者が1つのサービスに登録すれば、様々なモビリティを自由に借りられる機会を創出。将来はポートに様々なモビリティが配備され、移動手段を自由に選べる社会を目指す。

両社は今後、マーケティング活動の推進、車体の整備・運用体制の構築、展開エリア内における運営業務を相互協力。両社で利用データなどを活用した新規サービスの共創も検討し、福岡市内を中心に共同で事業を推進する。

また、mobbyが福岡市内でサービス展開を行なう場合は、チャリチャリとの併設ポート開設も検討する。

チャリチャリは、2018年2月に福岡市でサービスを開始し、累計280万回以上、月間25万回以上の利用されているシェアサイクルサービス。現在300カ所のポートと1,500台の自転車でサービスを展開しており、7月15日より名古屋市、9月16日より東京の浅草・上野を中心としたエリアでもサービスを開始した。

mobbyは、シェア型の電動キックボードサービス。電動キックボードは日本における現行の規制上、原動機付自転車に該当し、公道での利用には様々な条件がある。同社は、制度改正に向け、政府より規制のサンドボックス(新技術等実証)制度の認定を受け、約半年間にわたり実証実験を行なっている。