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メルカリ、台湾へ出品可能に。アジア最大マケプレ「Shopee」連携

メルカリは、代理購入アカウント「BUYEE」を運営するBEENOSグループと協力し、東南アジア・台湾最大のマーケットプレイス「Shopee」と連携。台湾での越境販売を開始する。

「Shopee」は7つの市場(シンガポール・台湾・マレーシア・タイ・インドネシア・ベトナム・フィリピン)に展開するマーケットプレイス。今回の連携により、台湾からShopee上でメルカリの一部商品を閲覧・購入することができるようになる。

Shopeeで台湾から注文が入るとBUYEE公式アカウントがメルカリ上の商品を代理購入。日本国内で検品・梱包後に台湾へ発送される。このため、メルカリの出品者は特別な手順が不要で、これまでどおりの配送方法と配送料で取引ができる。

メルカリ商品のShopee掲載は、Shopeeの規則に則り、BEENOSが翻訳・適正化して掲載。現地からの問い合わせにも対応する。

メルカリは2019年11月から100カ国以上での越境販売を展開。特にアジア圏での需要が見込めることから、特定の国や地域で日常的に利用されるマーケットプレイスでの越境販売としてShopeeと連携した。

4月からは、Shopee上で実証実験も実施。台湾の利用者に人気のあったカテゴリーは下記のとおり。

1位:ハイブランド品
2位:キャラクターグッズ
3位:ファングッズ
4位:ゲームソフト

日本では数年間売れていなかった商品が購入されるなど、越境販売によって新規需要が喚起されているという。