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飲食店支援「Go To Eatキャンペーン」の事業者公募開始。+25%食事券など

農林水産省は21日、新型コロナの感染予防対策に取り組みながら営業する飲食店と食材を供給する農林漁業者を応援する「Go To Eat キャンペーン事業」の関係事業者の公募を開始した。

Go To Eatキャンペーンは、「新しい生活様式」に基づいた外食の支援のための施策で、登録飲食店で使える「プレミアム付食事券」の補助(総額767億円)と、オンライン予約での来店で次回以降に飲食店で使用できるポイントを付与する「オンライン飲食予約」(同767億円)を展開する。

事業者の公募は7月21日から8月7日までで、8月下旬に事業者と契約。食事券は、準備が整った地域から順次実施、オンライン飲食予約によるポイント付与は、状況を踏まえて開始時期を検討する。

食事券は、各都道府県の中だけで流通する形を予定しており、25%のプレミアムを上乗せ。10,000円の場合、12,500円分の食事券が購入でき、一度に2万円(25,000円分の食事券)まで購入できる。購入回数に制限はない。販売は2021年1月末まで、使用期限は'21年3月末までの予定。

オンライン飲食予約は、サイト経由での飲食店予約で来店した人に対し、次回以降に使えるポイントを付与。昼食時間帯は500ポイント、夕食(15時以降)は1,000ポイントを付与する。ポイント付与の上限は1回の予約あたり10人分(1万ポイント)。ポイントの付与は、2021年1月末まで、使用期限は'21年3月末までの予定。

参加する飲食店は、「三密を避け、換気をしっかりやっている」など、感染防止対策の徹底が求められる。