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「LINE ミニアプリ」受付開始。吉野家、はなまる、すき家も対応予定

LINEは、LINEアプリ上で企業が自社サービスを展開できるWebアプリケーション「LINEミニアプリ」のエントリー受け付けを2日開始した。

「LINEミニアプリ」は、予約・注文・決済・会員証など、LINE以外の企業のサービスを、無償でLINE上で提供できるウェブアプリ。LINEアプリ上でサービス展開できるため、ユーザーによる個別のアプリダウンロードや会員登録が要らず、すぐに利用できる。

2019年6月の構想発表以降、PAL CLOSET(会員証提示・ECショッピング)、Allbirds(店内入場の順番待ち)、おくすり PASS FAST(処方せん事前受付)、スシロー受付/予約(すしチェーン スシロー の来店受付/予約)、クラシル(レシピ動画の配信やレシピ検索)、ジョルダン乗換案内(電車・バス等の経路検索)などが展開されている。

2日からは新規の「LINEミニアプリ」サービス提供のエントリー受付を開始。現時点では、LINEがサービス内容を事前に審査後、承認したサービスのみユーザー提供が可能となるが、すき家、はなまるうどん、吉野家、ロクシタンジャポン、UCC上島珈琲などがLINEミニアプリを提供予定。

LINEミニアプリの特徴は、8,400万人以上が使うLINE上でサービス展開でき、アプリダウンロードやユーザー登録が不要なこと。これにより、ユーザーは手軽に始められ、企業はサービス離脱率の低減やCVRの改善、リピート利用の増加などが期待できる。

また、公式アカウントからのキャンペーンやマーケティング活動が行なえるほか、公式ホームページやSNS上のリンク、QRコードなど、LINEアプリ外からもサービス起動が可能。様々な導線からクイックに起動し、ユーザーの利用を促進する。友だちとのクーポンのシェアなども行なえる。