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ローソン、食塩を使わないカレー第2弾は1,700店で展開

ローソンは、食塩・化学調味料を使わないカレーの第2弾となる「玄米のダールカレー(レンズ豆)&カシューナッツチキンカレー」を6月16日より発売する。価格は498円(税込)。東京、神奈川、埼玉、千葉の一部のローソン店舗(1,561店)と、ナチュラルローソン(145店)で販売する。

ほくほくした食感のレンズ豆を入れたダールカレーと、まろやかでコクのあるカシューナッツペーストを加えたチキンカレーの2種類を組み合わせたカレー。

トップアスリートの食をサポートする、フレンチシェフの松嶋啓介氏が、原材料の調達や調理方法をアドバイス。カルダモン、クミン、ターメリックなどのスパイスを配合し、じっくり煮込むことで、素材の旨みを感じる仕立てとし、食塩・化学調味料の不使用を実現した。

3月にナチュラルローソンのみで販売した、食塩・化学調味料不使用の「玄米のダールカレー(レンズ豆)&ココナッツチキンカレー」に次ぐ第2弾。購入者の約7割が女性で、30代から50代の女性に好評だったという。今回は首都圏のローソンを含む約1,700店に拡大して発売する。

厚生労働省の調査によると、日本人の1日あたりの塩分摂取量は10.1g。WHOが推奨する世界基準の目標値である5gの2倍になる。塩分の過剰摂取は、高血圧やがんの発症リスクにつながるとされることから、同省が設定した2020年度の「日本人の食事摂取基準」では、成人1日あたりの平均目標値が従来に比べ0.5g引き下げられている。

同社はこれまで、「ブランパンシリーズ」や「もち麦を使用したおにぎり」など、健康志向の商品を開発・発売しており、この数年間は、調理工程の見直し、だしや食材の旨みの活用、醤油やソースの食塩を減らす工夫などで、減塩に取り組んでいるという。