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Photoshop Cameraが正式版に。おすすめ“レンズ”で鮮やかな写真に

アドビは11日、Photoshopの機能が使えるスマホ用カメラアプリ「Photoshop Camera」の正式版を公開した。iOS用とAndroid用のアプリが提供される。

Photoshop Cameraは、自動的に被写体を分析し、どのフィルターやエフェクトが最適か判断してくれるインテリジェントなカメラアプリ。'19年11月からベータ版が提供されていたが、正式版として公開された。自撮り写真だけでなく、食べ物や風景なども鮮やかに撮れ、自動色調補正やポートレート補正なども、タップやスワイプで簡単に行なえる。

写真を選ぶとおすすめのフィルター(レンズ)を教えてくれる
風景のレンズをおすすめ
レンズを変更

タップ1回でPhotoshopフィルターやエフェクトを適用できる。「レンズ」と呼ばれる、80種類以上のカスタムフィルターを用意、フィルターライブラリから、人物、スタジオ照明、花、ポップアート、スペクトル、食品、風景、自然な空、アナログ、ナイトシフト、コミックスカイ、インターステラー、ドリームキャッチャー、天体、スーパーサイズ、二重露光、プリズム、カラーエコー、混合メディア、ブルースカイ、アートフルなどが選択できる。

また、ビリー・エリオットとのコラボレンズなど、アーティストやセレブによる「レンズ」も展開。日本人クリエイターのレンズも公開予定としている。

ポートレートの自動補正にも対応し、ボケ、顔の距離、フェイスライト、顔の明暗の変更が可能。グループで自撮りをした場合でも、人の配置を認識して、ゆがみを補正。ボケ機能により、すばやくぼかし効果を適用できる。

対応機種は、iOSがiPhone 6s以上。Androidは、Android 9/10で、Pixel 3/XL、4/XL、Samsung S9/S9+、Samsung S10/S10+/S10 5G、Samsung Note 9、Samsung Note 10/10+/10 5G、Samsung Galaxy S20 5G/S20+ 5G/S20 Ultra 5G、OnePlus 6/6T以上。