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ソニーとZ会、STEAM教育サービスで提携

ソニー・グローバルエデュケーションは、増進会ホールディングス(Z会グループ)と、教育事業における包括的な業務提携契約を締結した。両社の強みを活かし、プログラミング教育や、STEAM教育に対応したサービスを提供する。

第1弾として、Z会が提供する小中高生向けの通信教育講座で、ソニー・グローバルエデュケーションが開発したロボット・プログラミング学習キット「KOOV」を組み込んだ新サービスを提供する。

今夏に小学生向け通信講座を開講。次年度以降は中高生向け通信講座への拡大も予定しているほか、KOOVを活用したプログラミング教育サービスをZ会グループ各社の展開する教室事業、学校法人・学習塾向け教材販売事業等を通じて、幅広い顧客へ提供していく。

KOOVは、ブロックで自由な「かたち」を作り、「プログラミング」によってさまざまな「動き」を与えて、学び、創造力を育成するロボット・プログラミング学習キット。一人ひとりが違う「かたち」を作れることをコンセプトにしており、米国や中国へも導入されている。

また、新型コロナウイルスの感染拡大により休校が相次いだことから、両社は、遠隔学習を実現するオンライン授業プラットフォームの検証も進める。これにより喫緊の対応だけでなく、教育機関での教師不足等の課題解決にも寄与するという。

両社は、それぞれの強みを生かした連携により、日本の教育市場を革新し、さらにはグローバルな視野での教育の発展につなげるとしている。