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料理キットで飲食店と食卓をつなぐデリバリーサービス「エクボキッチン」

ecboは、飲食店と食卓をつなぐ“レストランキット“デリバリーサービス「ecbo kitchen(エクボキッチン)」を5月12日より提供開始する。

飲食店は、お店の料理を“レストランキット”としてエクボキッチンに登録。エクボキッチンはEC機能を持つプラットフォームとして様々なレストランのメニューを用意して集客、利用者にレストランキットを販売する。

ecboは、荷物預かりサービス「ecbo cloak」を展開してきたが、新型コロナウイルス感染症の拡大と、緊急事態宣言の発令に伴いサービスを一時停止している。また、ecbo cloakに加盟する飲食店も、売上や営業体制に大きな影響が出ているという。

こうした状況を受け、飲食店の販路を広げ支援につなげるとともに、外出自粛や在宅勤務等による自宅での食生活を豊かにすることを目指し、「エクボキッチン」を開始する。

サービス開始時点では、10店舗弱が登録されており、兵庫県にあるA5・A4等級の黒毛和牛雌牛専門店「いちえん」の「黒毛和牛雌牛月齢30カ月赤身希少部位の食べ比べキット(2〜3人前)」(6,200円)や、東京都にある会員制・招待制カレー店「6curry」のポークカレー、「ポークビンダルー」レトルトカレー(2個セット)1,700円などのレストランキットが用意されている。

お店自慢のメニューを料理キットとし、家庭の食卓へ届け、利用者は自宅でかんたんに「お店の味」を楽しめる。12日時点では10店舗弱が登録されており、2020年度中に1,000店舗を目指す。

配送料を除いた販売額から、ecboが一定の手数料を差し引いた額を店舗に支払い。手数料には決済手数料やシステム料、マーケティングコストなどを含む。ecboでは、エクボキッチンでレストランキットを販売する飲食店パートナーも募集している。