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ネットスターズ、羽田空港でステーブルコイン「USDC」導入

ネットスターズは、インバウンド旅行客向けとして、米ドル建てのステーブルコイン「USDC」を、羽田空港第3ターミナル内の一部店舗に導入。近日中にサービス実証を開始する。

USDCは、米国の法令に準拠して発行されるステーブルコイン。米国では7月にステーブルコイン関連法である「ジーニアス法(Genius Act)」が成立し、活用が注目されている。日本国内でもJPYC(円建てステーブルコイン)の発行が開始されている。

多くの外国人旅行者が利用する羽田空港においてステーブルコインを導入することで、インバウンド旅行客の利便性を向上する。また、Web3上で流通していたステーブルコインをリアルな店舗決済に接続するには、技術面・運用面での課題もあり、サービス実証において解決を目指す。

具体的には、ネットスターズが提供するマルチキャッシュレス決済ゲートウェイサービス「StarPay」に、WEA JAPANのステーブルコイン用QRコードを導入。利用者はUSDCウォレットアプリからQRコードを読み込むことでUSDCによる決済を利用できる。

今後は、実証実験の結果を踏まえ、他の空港や商業施設への展開も検討していく。