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モスバーガー、肉や“五葷”を使わない「グリーンバーガー」

モスバーガーは、動物性食材を使わず、野菜と穀物を主原料としたハンバーガー「MOS PLANT-BASED GREEN BURGER(グリーンバーガー)」を26日より、東京、神奈川の9店舗で先行発売する。価格は538円。

動物由来の原材料(肉、魚、卵、乳製品など)と、仏教などで食を禁じられている匂いの強い5種の野菜(ねぎ、らっきょう、にら、にんにく、玉ねぎ)「五葷」(ごくん)を使わないハンバーガー。

新開発のパティにトマトベースのソースを合わせ、グリーンリーフや細切りレタス、トマトなどをグリーンパンズで挟んだ。

パティは大豆由来の植物性タンパク質ベースで、こんにゃくやキャベツを加えている。緑色のパンズにはほうれん草ピューレを練り込み、ふんわりとした食感と、ほんのりとした野菜の甘みが感じられるという。

トマトソースは、にんじんやゴボウで食感を出し、数種類のハーブを加えることで奥行きのある味わいとした。

提供店舗は下記の通り。購入者の反応や販売状況を分析して5月頃を目処に全国販売を目指す。


    【東京】
  • モスバーガー大崎店(10:30 以降販売)
  • モスバーガー六本木店
  • モスバーガー秋葉原末広町店
  • モスカフェ表参道店
  • モスカフェ西銀座店
  • モスカフェ阪急大井町店
  • モスカフェ銀座ナイン店(4/1より販売開始)
  • モスカフェ羽田空港国際線ターミナルビル店*
    *4/1 より店名を「モスカフェ羽田空港第3ターミナル店」へ変更予定

    【神奈川】
  • モスカフェ江ノ島店

同社は、2004年に、パンズの代わりにレタスで挟んだハンバーガー「モスの菜摘」や、2009年に「低アレルゲン」メニュー、2015年からはお肉を使わず大豆由来の植物性たんぱくを使用した「ソイパティ」を発売している。

今後は、日本で開発した原材料に動物性食材を一切使用しない商品を通じ、SDGsの取り組みを海外に向けて発信することを目指す。