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ぺんてる、樹脂ペン先万年筆「プラマン」の新色6色を定番化

プラマン

ぺんてるは、ペンと万年筆の良さを兼ね備えた独特の書き味の樹脂万年筆「プラマン」の発売40周年記念として限定発売した、バーガンディなどインキ6色の定番化を決定。従来の黒、赤、青と合わせて全9色とし、シリーズラインアップを強化する。価格は各200円。

プラマンは、金属のペン先を持つ高級品ではなく、敷居を下げて誰でも手軽に使えるようにと開発されたプラスチック万年筆。2019年9月に発売40周年を記念し、新色6色(バーガンディ、ブルーブラック、オリーブグリーン、ダークグレイ、ターコイズブルー、セピア)を限定販売。記念Webページも公開した。

その際、これまでの愛用者や、限定色をきっかけに初めて商品を購入した人から、「インキの色が好き」「書き味が新しい」「新色を定番化してほしい」などの声も多くあったという。そうした経緯から、これまでのインキ3色(黒、赤、青)に、新色6色を追加した全9色を定番商品とし、シリーズラインナップを強化する。

左から黒、赤、青、バーガンディ、ブルーブラック、オリーブグリーン、ダークグレイ、ターコイズブルー、セピア

プラマンのペン先は、多数の微細な孔を通ってインキが毛細管現象で伝わる方法を採用。この多数の微細な孔は、繊細な構造のため、安定して量産化することは困難を極めたとしている。またその製造のためだけに10mを越える製造ライン専用の建屋があるという。

外形寸法は15×11×142mm。重量は11g。筆記線幅は0.4mmから0.7mm。材質は、軸とキャップがPP、ペン先・ホルダー・クリップ色表示がPOM、クリップが鉄。