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東京海上日動、震度連動型地震保険。損害状況の確認なく保険金受取

東京海上日動火災保険は、国内初となる「震度連動型地震諸費用保険(地震に備えるEQuick保険)」を、8月から販売する。居住地域で観測された震度に応じて、損害状況の確認なく、定額の保険金を支払うインターネット専用商品。保険料は2,400円から9,600円。

同商品は、損害状況の確認を不要とし、自然災害等で観測された指標(インデックス)に基づいて定額の保険金を支払う保険(インデックス保険)で、国内の損害保険会社では初めての取り扱いとなる。

地震発生後、気象庁が公表する震度データに基づいて支払対象となる契約を特定し、保険金の支払い手続きを開始。家屋等の損害状況の確認が不要で、観測された震度に応じて保険金を支払うため、地震発生から最短3日で保険金を受け取れるという。

申し込みや保険金受け取り手続きは、スマホのみで完結する。

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加入対象者は20歳以上の個人。保険期間は1年。契約プランは、震度毎の保険金額が異なる、プレミアム(保険料9,600円)、スタンダード(同4,800円)、エコノミー(同2,400円)の3パターン。保険料払込方法はクレジットカード一括払い。

契約プラン

保険金の支払条件は、住居が所在するエリアで震度6弱以上(エコノミープランの場合は震度6強以上)の地震が発生した場合。震度情報は、気象庁が公表する市区町村単位の震度情報を使用する。

同商品は被災直後の当座の生活資金の確保を目的とした、地震保険の機能を補完する位置づけの商品のため、保険金額は地震保険と比べて少額であるとし、より補償の充実した地震保険もあわせて加入することを推奨している。