いつモノコト
大画面モニターでもスムーズに移動! ベアリングトラックボール「IST PRO」が手放せない
2026年2月23日 18:00
パソコン操作でマウスを使う人は多いと思いますが、筆者はかれこれ15年ほど、トラックボールを使っています。普通のマウスと違って、トラックボールはマウス自体を動かす必要がないため、手首も疲れないですし、机が狭くても手首や腕を動かさず、指だけ動かして快適に使えるのが特徴です。
トラックボールを使い始めてから最初の13年は、LogicoolのM575、MX ERGO Sと使ってきました。使い始めた当初はトラックボールのレパートリーもそんなに多くなく、当時の新製品も何機種も試しましたが、結局Logicoolのトラックボールに落ち着く、という日々が続いていました。
そんな中、2024年3月に発売された、ELECOMの新シリーズ「IST」が衝撃でした。見た目はよく見るトラックボールですが、ベアリングが3つ内蔵されています。ちなみに、ISTはAmazonで5,799円です(2月17日時点)。
実際に使ってみると、明らかにすべりが違います。ベアリングでよくすべるので、大きなモニターで作業する際にも、端から端まですぐに移動できます。
筆者は、ウルトラワイドモニターを愛用しています。自宅では49型の32:9比率を、オフィスでは34型の21:9比率のウルトラワイドディスプレイを愛用しています。このように、大きいモニターや2画面ディスプレイで使っている方は、画面の左端から右端まで、マウスポインターの長い移動距離を効率よく動かしたいでしょう。
マウスポインターはPC側のOSの設定などで、動かす際の速度を調節できます。一般的なマウスやトラックボールで大画面で作業する際には反応速度を高速にした方が大きな動作がしやすいのですが、細かい作業がしにくくなるのが欠点。
一方、ベアリングトラックボールの場合はすべりがいいので、大きく動かしたい場合は親指のスナップを効かせて大きめに回せば、1回の操作でウルトラワイドディスプレイの左右端の行き来も楽々できます。細かい作業は従来通り親指を小さく動かす、というように、指の動きにメリハリをつければかなり快適です。
トラックボールには、親指型と人差し指・中指型の大きく2タイプがあります。好みで分かれることが多いのですが、私はスライド編集や動画編集などの細かい動作をしたいときにも、親指で力を少し入れながら細かい動作ができる、親指型がかなり気に入っています。
そんなベアリングトラックボール「IST」ですが、2025年1月にはフラッグシップモデルの「IST PRO」が登場しています。こちらも発売と同時に購入し、今ではIST PROをメインで使っています。なお、IST PROの価格はAmazonで17,800円(2月27日時点)。
「IST」はエントリーモデルだったため基本1デバイス接続限定でしたが、「IST PRO」ではBluetooth・2.4GHz無線・有線を合計最大6台まで切り替えられるマルチデバイス接続に対応しました。ホイールは左右のチルト操作にも対応し、横スクロールも非常に快適です。ボタンは全ボタン静音で、会社などで使う際にも周りの迷惑になりません。
また、「IST」では単3電池のみでの駆動でしたが、「IST PRO」では乾電池運用だけでなく、別売りの専用充電池を入れることで充電運用もできるようになりました。充電池を使う場合の充電はUSB Type-C端子経由で可能です。
ベアリングトラックボールのデメリットをあげるとすれば、ベアリングにゴミがたまってしまう点です。3つあるベアリングのうち1つがボールの下から支える構造となっているので、どうしてもベアリングのすき間に詰まってしまいます。ベアリングを取り出すキットも同梱されているので、定期的に取り出して掃除をしています。
ただ、不満点もそれぐらいで、初めてISTを使ってから約2年、ベアリングトラックボールにやみつきになりIST→IST PROをメインに使い続けています。あまりにも気に入りすぎて、自宅だけでなく、オフィス用にも購入し、2台で運用しているほどです。
マウスからトラックボールに持ち替えると、最初は違和感を覚える方も多いと思いますが、1週間ほど使い続けるともう手放せなくなります。特に、「IST」シリーズはベアリングのスムーズさが非常に快適で、満足度の高い1台です。もうマウスには戻れなくなるでしょう。









