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家に近づき家電ON、外出でOFF GPS連動の+Styleアプリ。4,380円の照明も

スマートLEDベッドサイドランプ

プラススタイルは、フルカラー調色も可能なベッドサイドランプなどスマート照明2製品を発表し、2月5日より予約を開始。2月20日より販売開始する。また、+Styleスマートホーム製品を操作・管理できるアプリ「+Style」を強化し、自宅の家電製品をまとめてON/OFFできる「GPS連携機能」を追加。2月下旬にAndroid/iOSアプリをアップデートする。

家に近づくと家電ON。+StyleアプリにGPS連携

複数の+Style製品を連動させる設定がアプリ上で簡単に実現できる

+StyleアプリのGPS連携では、スマートフォンのGPSを活用したスマートホーム機器の操作にも対応。あらかじめ設定しておいた自宅などを中心に、100~1,000mの範囲で指定したエリアに外から入ったとき、もしくは内から外へ出たときに、割り当てておいた+Styleのスマートホーム機器を自動で稼働させる、というような自動化が簡単に行なえる。

2月下旬以降から「GPS連携」が利用可能に
地図上で指定した中心地点から半径100~1,000mの範囲で指定。その範囲内を出入りした際にスマートホーム機器を稼働させる設定ができるようになる

「GPS連携」機能は、1.出発/到着を選択してエリア指定、2.+Styleのスマート家電や既存家電の動作を設定する2ステップだけで設定可能。

「外出したら、ロボット掃除機が掃除を開始、照明はOFF」「帰宅したら、テレビやエアコン、照明がON」といった制御が行なえる。「条件」をもとに、スマート家電の動作を設定可能で、基本的な「電源ON/OFF」以外にも、スマート照明の「明るさ」「色温度」、ロボット掃除機の「掃除モード」「吸引レベル」、スマートリモコンと連携設定したテレビやエアコンの操作などの設定が行なえる。

動作する曜日・時間帯の設定も行なえ、例えば、「平日朝のみ、外出時に家電をすべてOFF」という設定とし、家族が家にいる夜の外出時に家電が消えないようにできる。

GPS連携機能のデモンストレーション。発表会場のある東京ビッグサイトの外からスマートフォンを持って近づくと、発表会場内に設置しているライトが点灯、赤外線リモコンユニットでテレビの電源もオンにした

4,380円のWi-Fi対応ベッドサイドランプなど

+Styleのスマート照明は、フルカラー調色可能なベッドサイドランプと、自然光に近い高演色のLEDを採用したデスクライトの2製品。いずれもスマートフォンやスマートスピーカーからの操作に対応し、価格は「スマートLEDベッドサイドランプ」が4,380円(税込)、「スマートLEDデスクライト」が5,200円(同)。2月20日までの予約分に限り、それぞれ1,000円引きの3,380円(税込)、4,200円(同)となる。

「スマートLEDデスクライト」(左)と「スマートLEDベッドサイドランプ」(右)

また、今回の新製品2種と+Styleの既存製品をセットにした「スマートホーム はじめてセット」も用途に応じて4種類用意し、いずれも2月20日までの予約分に限って最大4,000円引きの特別価格になる。

スマートLEDベッドサイドランプは、直径110mm、高さ176mmの円柱型。シンプルなデザインの小型筐体で、インテリアとして違和感のない仕上がりになっている。約1,677万色に調色・調光可能なLEDと、電球色から白色に調色・調光可能な白色専用LEDの2種類を内蔵しており、フルカラーLEDのみのランプには出せない明瞭な白色を再現できるのも特徴となっている。

スマートLEDベッドサイドランプ
スマートLEDベッドサイドランプの特徴
約1,677万色の調色が可能

一方、スマートLEDデスクライトは、Ra85という自然光に近い明るさを実現する高演色LEDを採用。アプリ上でタイマー設定による点灯・消灯の自動化ができるほか、デスクワークで人が一般的に集中力が続くとされる時間を過ぎると、ライトの点滅でさりげなく知らせる機能も備える。

すっきりとした発色が特徴のスマートLEDデスクライト
アプリからタイマー機能で自動点灯・消灯が可能

いずれの製品も本体のボタンで操作できるほか、無線LAN(2.4GHz)に対応し、スマートフォンの+Styleアプリからの操作も可能。+Styleが提供する他のスマートホーム関連製品との連動設定も可能で、たとえばベッドサイドランプをボタンで点灯させたとき、同時に+Styleのシーリングライトを消灯するようなこともできる。

+Styleの既存製品をセットにした「スマートホーム はじめてセット」4種類も、同じく2月20日まで最大4,000円引き

2019年の+Style製品売上ランキングも発表し、小型スマートフォン「Palm Phone」とスマートロック「Qrio Lock」の人気が高かったことを報告。スマートホーム機器を巡っては、Google、Amazon、Appleの3社が統一規格を目指す動きを見せているが、プラススタイル取締役社長の近藤正充氏は、「(業界にとっては)とてもいい流れ。我々がもし参加できるものであれば、参加したい」と意欲を見せた。

2019年は「Palm Phone」と「Qrio Lock」が最も売れたという
人気の高かった製品が勢揃い
プラススタイル 取締役社長の近藤正充氏。スマートホーム機器の規格統一化の動きを歓迎した