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ローソン、加盟店102店舗で正月休業実験

ローソンは、全国の加盟店102店に依頼し、正月休業実験を実施。その結果を発表した。実験店舗は、都市部を中心とした全国の加盟店102店舗。休業開始日は12月31日または1月1日で、休業期間は半日または1日半。

正月休業実験店舗

実施後のアンケートでは、「家族と一緒に過ごせる時間が取れた」「クルー確保が難しい時期なので大変助かった」「人手不足の中、従業員が休めた」という声があった一方で、「発注の難しさが課題」「休業の事前告知をすることで、休業前から客数が減った」「休業明けも客数が戻りにくかった」「休業にかかる費用負担(ATMの現金抜き差し・警備費用)が心配」などの課題や不安の声もあったとしている。

ローソンはこの結果を踏まえ、2021年の正月の休業の検討を進める。

またローソンでは、従来から加盟店が自由に時短を選択できる制度を採用している。人手不足の影響で、時短を選択する店舗は増加傾向にあり、2019年3月時点で40店舗だった時短営業店舗は2020年2月1日時点で176店舗に増加したとしている。