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カシオ、スポーツテック参入。アシックスと共同でランナー向けサービス

カシオとアシックスは、ウェアラブルデバイスを用いたランナー向けサービスを共同で開発。2月12日から東京ビッグサイトで開催される「第6回ウェアラブルEXPO」に出展する。

両社の業務提携の第1弾で、カシオのセンシング技術と、アシックススポーツ工学研究所の知見を融合。ランニングフォームの分析に基づき、一人ひとりに合ったコーチングや、からだづくりプログラムの提案など、新たなランニング体験を提供。カシオは、スポーツテック事業に参入。カシオとアシックスの両社は、2020年内にウェアラブルデバイスの一般販売とサービス開始を目指す。

カシオは腰でのセンシングによる「モーショントラッカー」とランニングの解析結果を腕で表示・通知するG-SHOCK、センサーから取得した情報を確認できるアプリを提供する。

モーショントラッカーには、GPSと9軸センサーを内蔵し、ランニング中の全てのステップを測定。距離・ペース・ピッチ・ストライドなど、一般的なランニング項目に加え、フォームに関する20以上の指標を取得できる。加えて、走行時のセンシングデータからランニングフォームを分析し、評価。走りの改善などに役立てられる。また、アシックスのランニングサイエンスにより、ランニングフォームの特徴にあったトレーニングやペースなどを推奨。ランニングに役立てられる。

カシオの決算説明資料「スポーツテック事業」から(出典PDF)