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PayPayで経費精算。コンカーと連携

PayPayは、出張・経費管理クラウドサービスを展開するコンカーと連携。PayPayで会社の経費精算申請や支払いの受け取りなどを行なえるサービスを、4月以降に法人向けサービスとして提供する。

同サービスで利用できる機能は、PayPayで支払った出張などの経費精算の申請ができる機能、および企業が従業員への経費の支払いをPayPayで行なえる機能。サービスを利用する企業は、金融機関口座振込など従来の支払い手段に加えて、PayPayでの支払いが可能になる。

コンカーでは、外部サービスとのAPI連携を通じ、経費支払・管理に係る一連のプロセスを効率化する「SAP Concur App Center」のサービスの拡充を進めている。PayPayの新サービスは、PayPayと、コンカーが提供する経費精算・管理クラウド「Concur Expense」とが連携する、SAP Concur App Centerの新たなサービス。

従来の経費精算で発生していた、経費情報のシステムへの入力、印刷、捺印、領収書の添付、および企業側の確認作業や経費を支払う手続き等の手間を削減。PayPayで経費を支払った場合、PayPayアプリ上から決済データをConcur Expenseに直接転送し、そのまま経費精算を行なえる。

これにより、時間や場所を選ばず経費精算が可能となり、個人、企業ともに、従来より簡単かつ早く経費精算を完了できるとしている。

なお、機能の利用はコンカーと契約している法人が対象。ソフトバンクとヤフーでは、年内に同サービスの利用を開始するという。