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日本交通、セダン全車を広い車内空間の「JPN TAXI」に切り替え

日本交通は、直営事業所のセダン型車両約1,500台全車を「トヨタ JPN TAXI」に切り替え完了した。業務提携会社でも導入が進み、日本交通グループの都内タクシー4,605台のうち62%にあたる2,836台が既にJPN TAXIになっているという。

JPN TAXIは、広い室内空間、スライドドア開口部が特徴。LPGハイブリッド車で従来のセダン型車両と比較して環境性能が高く、衝突防止ブレーキによる安全性能を備えた車両としている。自動運転へ向けたデータの蓄積も行なえる。

日本交通では、直営事業所が保有する認可車両1,559台のうち、ワゴンタイプなどを除くセダン型車両1,465台全車をJPN TAXIに変更。タクシー配車アプリ「JapanTaxi」で、東京23区、武蔵野市、三鷹市にて日本交通を選択すると、JPN TAXIを車種指定で注文できる。

また、JPN TAXIが車椅子のまま乗車できる「UD(ユニバーサルデザイン)車両」であることから、日本交通では「JPN TAXI講習」を開発。JPN TAXIを担当する乗務員は、全員が必ず講習を受講し、車椅子ニーズにもスムーズに対応できる乗務員の育成に取り組んでいるという。