銀座線車両内で渋谷駅構内の混雑度を表示。東京メトロ

画面イメージ

東京メトロは23日より、銀座線渋谷駅構内の混雑度を銀座線車両内ディスプレイ(トレインビジョン)に表示する実証実験を開始する。混雑度自動解析技術を用いて、駅の混雑度を車両内で表示する試みは全国初。

車内配信の例

今回の実証実験は、混雑状況の可視化に向けた取り組みの一つ。銀座線渋谷駅構内のセキュリティカメラ映像を自動解析し、主要な場所の混雑度を「空いている」「混雑している」「かなり混雑している」の3段階で駅構内図面上に表示した画像データを作成して、トレインビジョンに配信する。対象は銀座線全線。

混雑度情報は、浅草駅、上野駅、表参道駅の3駅に停車した際に更新される。

通常の案内に続いて表示される

更新は、浅草駅、上野駅、表参道駅の3駅に停車した際に行われる

東京メトロではこれまで、列車ごとの混雑度情報をホームページ上で提供するなど、混雑状況の可視化に取り組んできた。今回の実証実験の結果をもとに、様々な技術や配信方法を活用した混雑情報の配信を検討していくとしている。