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ヤマダ電機、大塚家具を子会社化

ヤマダ電機が大塚家具を子会社する。両社は12月12日に資本提携を締結し、ヤマダ電機は、大塚家具が実施する第三者割当により発行される新株式と新株予約権を引き受ける。取得価格は43億7,400万円で、出資比率は51.74%となる。

ヤマダ電機と大塚家具は、2019年2月15日に業務提携を発表し、大塚家具からヤマダ電機が展開する「家電住まいる館」へ商品提供や家具販売のノウハウ、人的リソースの提供、法人分野でのホテルやオフィス等への家電・家具納入などで協業していた。この提携により、大塚家具の改革の進展とヤマダ電機への利益向上が確認できたため、資本提携に踏み切った。

今後は、商品の共同開発や、ヤマダのネット事業による拡販、法人分野での協業の強化などにより、グループ全体での競争力の向上や経営効率の改善を図るとする。