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PayPay、スーパーアプリに向け「ミニアプリ」開始。第1弾はDiDi

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PayPayは、加盟店がそれぞれ自社で提供しているサービスを、PayPayアプリ内から利用できる機能「ミニアプリ」の提供を開始。第1弾として「DiDi」のタクシー配車ができるサービスの連携を開始する。

ミニアプリは、PayPayアプリ内で、加盟店が提供するサービスの予約や商品の注文、支払いなどができる機能。PayPayユーザーは各加盟店が個別に提供するアプリのダウンロードや、会員登録、支払方法登録などをすることなく、各加盟店のサービスを利用できる。ミニアプリを利用できるPayPayアプリのバージョンは2.6以上。

第1弾として開始するタクシー配車サービスDiDiとの連携では、PayPayアプリ上でタクシーの配車から決済まで完結。利用方法は、PayPayアプリの「タクシー配車」をタップし、サービス利用の同意後に行き先などを入力すると、タクシーが配車される。

またミニアプリを通してサービスを提供する加盟店にとってのメリットとして、2,000万人のPayPayユーザーに対して、自社サービスを利用するきっかけを提供でき、新たなユーザーの獲得や、売り上げの拡大などが期待できるとしている。

PayPayは、ミニアプリの提供を“スーパーアプリ”へ向けての取り組みの一環として位置づけ、広く加盟店との連携を進める。今後は、ユーザーおよび事業者にスマートフォン決済の利便性を提供し、日本全国どこでも安心してキャッシュレスで買い物ができる世界の実現を目指す。

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