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シチズン、ARで腕時計の試着体験。スマホで実寸大の時計を表示

シチズン時計は、ARで腕時計の試着体験ができる新サービス「CITIZEN AR try」を11月28日に開始した。

CITIZEN AR tryは、利用するためのアプリケーションは不要。専用のARリストバンドを腕に装着し、QRコードで専用サイトへアクセス。スマートフォンやタブレットでかざすことで画面に実寸大の時計が表示され、サイズ感や厚み、質感を体験できる。

ARリストバンドは、シチズン製品を取り扱う時計専門店や全国量販店など主要時計店で11月28日より無料配布。同日公開予定の専用サイトからダウンロードも可能。

ARリストバンド イメージ

試着体験ができるモデルは、男性用がアテッサ2モデルとプロマスター1モデル、女性用がクロスシー2モデルの計5種類。今後順次モデルを増やす予定。

試着可能モデルの一例。(左)アテッサ CC4004-58E/(右)クロスシー ES9444-50A

CITIZEN AR tryでは、あらかじめ登録された図形マーカーを認識する「マーカー方式」を採用。これにより専用アプリケーションをダウンロードすることなく、腕時計のサイズ感や厚みをほぼ実寸大で表示することが可能になり、また表示される時計は実物を撮影した画像を使用しているため、質感までリアルに再現できるとしている。

人の腕の太さや着用感の好みは様々で、サイズ感や質感、厚みは腕時計選びのポイントの1つとする。一方で、「接客されるのが苦手」、「店舗でたくさんの時計をショーケースから出してもらい試着するのには抵抗がある」という声があるという。

こういった要望に対応するため、いつでもどこでも気軽に試着体験をすることができるサービスを開発。またこのサービスにより、オンライン購入の際にイメージがわきやすくなるほか、店舗へ足を運ぶ動機づけとなることも狙う。