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タクシー配車端末「MOV CALL」。横浜ハンマーヘッドや病院に設置

DeNAは、タクシー配車アプリ「MOV」の仕組みを利用した、設置型の配車端末「MOV CALL」の実証実験を開始。10月31日に開業した商業施設「横浜ハンマーヘッド」や、神奈川県内5カ所の病院に、11月27日(横浜ハンマーヘッドは12月上旬)から設置する。

MOV CALLでは、会員登録をすることなくタクシーの配車依頼が可能。タッチパネル操作で、通常のタクシーやユニバーサルデザインタクシー(UDタクシー)を呼ぶことができる。

端末では、周囲のタクシーの現在地に応じた待ち時間の目安をリアルタイムで表示。配車依頼後は予約レシートに記載の二次元バーコードを読み取らせることで配車状況を確認できる。

利用方法

スマホを持っていなくても、MOVによる配車依頼ができることも特徴の1つ。実証実験では需要や利用状況などを検証し、本格導入に向けての検討を進める。

設置施設は、横浜ハンマーヘッド、および横浜市立市民病院、済生会横浜市東部病院、横浜市立脳卒中・神経脊椎センター、川崎市立川崎病院、川崎市立井田病院。病院は各施設に原則2台ずつ設置。

横浜ハンマーヘッド

実証実験期間は2020年3月31日まで。利用者に発生する支払いは、メーター運賃、タクシー会社所定の迎車料金、有料道路通行料金等、およびUDタクシーを指定した場合は車両指定料金。