ニュース

LINE証券、最低取引コストを業界最低水準の0.05%に

LINE証券は12月2日より、1株/1口単位で取引ができる株式とETFの日中取引の取引コスト(スプレッド)を0.05%とする。日本国内のスプレッドを加減算する方式の単元未満株取引サービスにおいて、業界最低水準としている。

LINE証券は、LINE上で取引ができるスマホ投資サービス。従来からの手数料無料に加え、取引コスト(スプレッド)の改訂により、LINE証券サービスの1つの特徴とする少額投資を行ないやすくなるとしている。

対象となるのは、9時から14時50分の日中取引で、11時20分から11時30分および12時20分から12時30分を除く。また17時から21時の夜間取引は0.5%で提供する。

LINE証券では、ユーザーが平日のランチタイムや仕事帰りの夜21時まで、1日に何度でもリアルタイムに取引ができるよう、相対取引を採用。

証券取引所などの市場を介さず、LINE証券がユーザーとの間で直接取引を行なうため、LINE証券・ユーザー間で取引を行なう場合の価格と、LINE証券・市場間で取引を行なう場合の価格に、時間により差が生じる。この価格変動リスクをLINE証券では、取引コスト(スプレッド)としてユーザーに提示する価格に含めている。

これまでLINE証券では、取引可能時間内の取引コスト(スプレッド)を非開示としていたが、12月以降は取引コスト(スプレッド)を開示し、業界最低水準に設定する。

なお、精算金額に1円未満の端数がある場合、買付のときは切り上げ処理、売却のときは切り捨て処理を実施する。