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「紙おむつ自販機」を道の駅に設置。セコムら3社

セコム医療システム、ダイドードリンコ、大王製紙の3社は、子育て世代向けの「紙おむつ自動販売機」第1号を茨城県潮来市の道の駅「いたこ」に設置した。

国土交通省が2019年9月、高速道路のサービスエリアや道の駅などを中心に、子育て応援施設の重点整備を発表。その一環として「おむつのばら売り」が発表されており、3社はこれを紙おむつ自動販売機として整備していく。

紙おむつ自動販売機は、飲料水の販売機と一体化したもので、通常の飲料水も購入可能。紙おむつの機能を損なうことなく円柱状に丸められ、飲料水と同じように自販機に収納される。自販機からスムーズに搬出できる包装形態として特許も出願中。

販売されるのは大王製紙のベビー用紙おむつ「GOO.N(グ~ン)2枚入り」(パンツタイプM/L、220円)。セコム医療システムが紙おむつ自動販売機の企画と、紙おむつの包装を担当。ダイドードリンコは自販機の設置と管理・運営として紙おむつの補充を行なう。

今後は全国の高速道路サービスエリア、道の駅を始め、商業施設や公共施設などに24時間利用可能な紙おむつの自販機を設置し、子供連れの利用者が気軽に外出できる環境作りを整える。