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ジョルダン、新宿駅内のスムーズな移動のための案内デモ。東京2020に向け

屋内測位技術イメージ

ジョルダンは、東京都主導のもと、新宿駅において屋内での案内誘導に関する実証デモを実施。3つの屋内測位技術による現在位置表示の精度比較と「屋内での改札間のルート表示システム」のルート検索結果を確認する。期間は11月20日から22日。

東京は鉄道ネットワークが密で構造が複雑なターミナル駅もあることから、駅利用者が安全かつ円滑に移動できる情報環境を整備する必要があり、既に新宿駅などでは案内サインの表現の統一化に向けた取り組みが行なわれている。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催時には、多くの人々が東京を訪れることを見込み、今年度の実証デモを踏まえて検証・改善を重ね、民間による屋内外をスムーズに移動できる案内誘導サービスの実現を進めるとしている。ジョルダンにおいては、MaaS・乗換案内サービスへの活用も目指す。

屋内測位技術の精度比較は、「高精度測位社会プロジェクト」SDK 、IndoorAtlas 、WATAの3パターンで実施する。

屋内での改札間のルート表示システムの検索結果の確認では、標準ルートと段差回避ルートの表示を確認。システムには、HERE Technologies、メディアリサーチ、AiAlongの屋内ナビゲーション技術を活用する。

ルート表示システムイメージ