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LINE、インセンティブを「LINEポイント」に一本化

LINE Payコード支払いやオンライン支払いのLINEポイント利用画面

LINE Pay株式会社は、LINE株式会社から「LINEポイント」の発行業務を引き継いで発行主体となる。今後はLINEの発行するインセンティブをLINEポイントに一本化し、「わかりやすく、貯めやすく、使いやすいポイントサービスを目指す」という。

これに伴い、LINE Payのユーザー還元プログラム「マイカラー」の付与特典を、これまでのLINE PayボーナスからLINEポイントへ変更。そのほか、来年提供予定の「Visa×LINE Payクレジットカード」など、LINE PayのインセンティブをLINEポイントに切り替えていく。キャッシュレス・消費者還元事業での還元は2020年1月1日以降、LINEポイントに切り替える。

発行済のLINE Payボーナスは、引き続き支払いやLINEの友だちへの送金に対応。なお、LINEポイントは、送金に非対応となる。

また、今後プリペイドカードの「LINE Payカード」やQUICPay+におけるLINEポイント支払いにも対応予定。

なお、LINEポイントの、nanacoポイントなど他のポイントへの交換サービスは、12月27日以降順次終了する。終了する交換先はdポイント、Amazonギフト券、nanacoポイント、メトロポイント、Pontaポイント、選べるe-GIFT、ベルメゾン・ポイント、JALマイレージバンク。

今回の変更についてLINE Payは、「LINE上でポイント形態が複数存在することでユーザーがわかりにくい状況が発生。わかりやすく・貯めやすく・使いやすいポイントサービスに改善する必要性が増している。今後は、LINE全体で発行するインセンティブを『LINEポイント』に一本化し、エコシステムの軸としてLINE PayやLINEの各種サービスの共通ポイントとしていく。LINEポイントの利用先として最も多いLINE Payが主体となって発行することで、連携を強化し、さらに貯めやすく、使いやすいサービスを目指す」と説明している。