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Twitter、迷惑な返信を非表示にする機能
2019年9月20日 12:45
Twitter Japanは、自分のツイートへの返信を選択して非表示にする新機能のテストを、日本とアメリカで開始した。返信のツイート上に表示されるアイコンをタップすると非表示に設定できる。
ツイートの返信を非表示にする機能のテストは、ユーザーによる会話の管理を目的に、カナダで数カ月前から実施。この機能により、Twitterでの会話にどのような変化が生じるかを把握することを目的としている。
返信のツイート上に表示されるアイコンをタップすると、非表示に設定できる。非表示にする際は、そのアカウントをそのままブロックすることもできる。非表示にしたツイートは返信が来た元のツイートに表示されるアイコンから確認でき、非表示の解除も可能。
また、返信されたユーザー以外でも、元のツイートに表示されるドロップダウンアイコンをタップすれば、非表示になったツイートを確認できる。
カナダでのテストとユーザーへの調査では、ポジティブなフィードバックが確認できたという。大抵のユーザーが無関係、攻撃的もしくは意味のわからない返信を非表示に設定。キーワードのミュート機能と同じように、会話の管理に役立つと考えているとしている。
また、ツイートを非表示にされたうちの約27%の人は、相手とどのようにやり取りすべきか考え直すと回答。やり取りについて再考する傾向があるという。
このように、発言の本来の意図を損ねる返信に対処するのに有用であることが示されたとしている。
一方で、返信を非表示にすることで相手に誤解を与えたり、困惑や不満を生むことを懸念するユーザーもいたという。その対応として、ツイートを非表示設定する際には、そのアカウントをブロックするかどうか、確認メッセージを表示する。
Twitter Japanでは、このような傾向が引き続き見られるのか、それとも新しい発見があるかを検証するとして、日本とアメリカにテストを拡大。@TwitterSupport宛てのツイートでフィードバックを受け付けている。
Twitterではこの数年、表示される情報を管理するさまざまな機能を提供してきました。数ヶ月前からカナダで新機能のテストを行っておりましたが、本日からこのテストを日本およびアメリカで開始いたします。詳細はブログをご参照ください。https://t.co/ZVYqXtxan6pic.twitter.com/E3f07xL9yz
— Twitter Japan (@TwitterJP)September 19, 2019