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JapanTaxi、「Visaのタッチ決済」対応。後部座席の決済タブレット

JapanTaxiは、タクシー後部座席に搭載されるセルフレジ型マルチ端末「決済機付きタブレット」で、非接触IC決済サービス「Visaのタッチ決済」に対応する。現在タクシー車両約500台で行なっている実証実験から規模を拡大し、今秋より本格的に全国で対応開始する。タクシー車載決済機でのVisaのタッチ決済対応は日本初。

JapanTaxiでは、タクシーのキャッシュレス化を目的に、後部座席設置型タブレット「JapanTaxiタブレット」を設置。QRコード決済に対応する「広告タブレット」と、カードや交通系ICなど複数決済に対応する「決済機付きタブレット」の2種類を展開している。このうち、決済機付きタブレットでVisaのタッチ決済に対応する。

現在、5都市(東京都・神奈川県・京都府・大阪府・兵庫県)の決済機付きタブレット搭載車両の一部で、実証実験を実施中。今秋より全国対応開始する。Visaのタッチ決済対応の決済機付きタブレットは、テンキー上液晶画面上部にVisaのタッチ決済マークのシールが貼付されている。

Visaのタッチ決済マークのシール

また決済機付きタブレットは、全国展開1年で1万台の稼働を突破した。広告タブレットを含んだJapanTaxi タブレットは、全国12都市(北海道・東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・愛知県・石川県・富山県・京都府・大阪府・兵庫県・福岡県)のタクシー車両で稼働中、9月末には約2万台となる見込みとしている。

JapanTaxi タブレットが対応している決済方法は、広告タブレットが各種コード決済サービス(JapanTaxi Wallet、Origami、Alipay、WeChatPay、LINE Pay、d払い、メルペイ、au PAY)。決済機付きタブレットは、各種コード決済サービスに加え、クレジットカード(Visa、Visaのタッチ決済、MasterCard、JCB、American Express、DinersClub、UnionPay)、交通系IC、電子マネー(iD、QUICPay、nanaco、WAON、楽天Edy)。