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マクドナルド、10月1日以降も店内飲食・持ち帰り税込価格を統一

マクドナルドは、10月1日から実施される消費増税・軽減税率の導入による価格表示について発表。店内飲食と持ち帰りで、同じ税込価格で提供する。

軽減税率の導入に伴い、店内飲食が消費税10%、持ち帰りが8%と税率が異なることになるが、マクドナルドでは店内と持ち帰り(ドライブスルー含む)の税込価格を統一。「お客様にとっての分かりやすさや利便性を重視した」という。

また、税込価格は「10円単位」を継続し、メニュー表などの金額も税込表示のままとする。

レシートの表示を変更
軽減税率の対象

価格は全商品を見直し。ハンバーガーは10円値上げの110円、チーズバーガーも10円アップの140円など、全体の約3割の品目で税込価格が10円値上げされる。ビッグマックや「チキンマックナゲット5ピース」などは、店内飲食における税抜価格を見直し、10月以降も税込価格を据え置きする

なお、全国の約40店舗(空港、駅・遊園地・サービスエリア・大都市圏の一部店舗)、McCafé by Barista(約100店舗において展開されるカフェコーナー)、宅配サービスは別途価格調整を行なう。

キャッシュレス還元事業に約2,000店舗が参加

また、10月1日から始まるキャッシュレス・消費者還元事業のポイント還元制度の対応も発表。フランチャイズ店舗の場合、キャッシュレスでの支払総額に対して2%のポイント付与をカード会社等を経由して行なう。

対象・対象外のキャッシュレス支払手段

マクドナルドの国内約2,900店舗のうち、約2,000店舗のフランチャイズ店舗が参加を予定。なお、直営店舗については制度の対象外となるため、実施はしない。