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「アップルは間違えている」 OpenAIが開発者引き抜き訴訟に反論

OpenAIは4日(米国時間)、OpenAIがAppleの情報を不正に利用しているとして、Appleが7月に提起した訴訟について、「彼らの対応が誤っていた」とする声明を発表した。Appleは2月にOpenAIにこの問題について連絡したとしているが、弁護士が誤った人物にメールしていたなどの問題があるとする。

訴訟は、ハードウェア開発を進めるOpenAIがAppleの情報を不正に利用していると訴えたもの。Appleの元ハードウェア開発者が、OpenAIに移籍する際に、iPhoneやApple Watchなどの機密を持ち出したほか、退職後もAppleのネットワークにアクセスし、情報を引き出していたとしていた。

Appleが訴えた際に、「2月にOpenAIに連絡し、OpenAIは応答しなかった」と主張。実際にはAppleの外部弁護士が間違った相手にメールを送っていたほか、OpenAIの法務担当者と話し合いをしたとの主張も実際に行なわれていなかったことをApple自体が認めているという。

Appleは営業秘密の取得・利用を試みたとして、OpenAIのCHO(最高ハードウェア責任者)のタン・タン氏を非難していたが、OpenAIは、タン氏が他社の機密情報を求めず使用しないようチームに常に明確に伝えていたと説明。また、AppleはOpenAIに移籍した元従業員チャン・リウ氏が退社後にAppleの機密情報にアクセスしたと非難しているが、「従業員の退職時にシステムへのアクセス権を適切に管理できていないことが原因」と説明。Appleが訴訟の前にOpenAIに問い合わせれば、「喜んですべてを説明した」と主張している。

そのうえで、Appleの仮差し止め命令の請求は、「虚偽の情報に基づいているだけでなく、OpenAIがAppleの営業秘密を一切保有しておらず、それを求める意図もないため、全く不必要なもの。OpenAIは、限界を押し広げる革新的な製品や技術を構築することに強い関心を持っている」と訴えている。