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Facebook、グループのプライバシー設定から「秘密」をなくし2種類に
2019年8月23日 20:38
Facebookは、これまで「公開」、「非公開」、「秘密」の中から選べたグループのプライバシー設定を、「公開」と「プライベート」の2つに簡素化する。
グループのプライバシー設定をわかりやすくすることが狙い。誰がグループを検索したり、メンバーや投稿を見ることができるのかが、よりわかりやすくなるとしている。また、「public(公開)」と「private(プライベート)」という用語が使いやすいという意見が多いという。
公開グループは、グループのメンバーやそこでシェアされているすべてのコンテンツを、誰でも閲覧できる。対してプライベートグループは、メンバーだけがグループのメンバーやグループ内の投稿を閲覧できる。
またグループを、検索やその他の方法で発見できるかどうかを別途管理できる。これは、プライバシー設定と、グループの公開検索の可否の設定を切り離すことで、管理しやすくすることが狙い。メンバーも「誰がグループを検索できるか」などの情報を把握しやすくなるとしている。
従来の秘密グループは「プライベート」かつ「検索不可」、 非公開グループは「プライベート」かつ「検索可能」、公開グループは「公開」かつ「検索可能」になる。管理者がグループのプライバシー設定を変更した場合は、グループメンバーに通知される。
Facebookのコミュニティ規定と規定違反に対する事前検知技術は、これまでのプライバシー設定の場合と同様に、「プライベート」と「公開」の両方のグループに引き続き適用される。そのため、悪質な行為をする人や不適切なコンテンツを検出・削除できるとする。