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0円マイカーの「Anyca Official シェアカー」開始。免許証で開錠

DeNA SOMPO Mobilityは、運営する個人間カーシェアサービス「Anyca」において、“0円マイカー”の仕組みによる新しいカーシェア「Anyca Official シェアカー」を8月7日より開始した。

Anyca Official シェアカーは、DeNA SOMPO Mobility(車の所有、運営会社)、オーナー(駐車場の提供、洗車、清掃など車の状態管理)、ドライバー(利用者)の三者で成り立つレンタカー形式のカーシェアサービス。

車の所有者であるDeNA SOMPO Mobilityが、カーシェア用の車(0円マイカー)としてオーナーに貸与。オーナーは、駐車場の提供と洗車やガソリン補給など車の管理を行なうことで、駐車場代相当額と他のドライバーがその車を利用した際のBtoCカーシェア料金の10%分の(Anycaで利用可能な)ポイントが付与される。

オーナーが車を利用する際は、Anyca上でAnyca Official シェアカーの利用として予約し、ポイントの範囲で利用可能。また、オーナーはドライバーより1週間先の期間までその車を予約できる。

ドライバーは、Anycaアプリで予約をして最短1時間から車を利用できる。0円マイカーには、カーシェア受け渡し用の機器が取り付けられており、Anyca Official シェアカーとしてのカーシェア時は無人受け渡し。アプリに登録した免許証をかざすと車が開錠される。

利用料金は、トヨタ「プリウス」や日産「セレナ」などのベーシッククラスが1時間800円から。メルセデス・ベンツ「Gクラス」やレクサス「NX」等プレミアムクラスは1時間1,200円から。ベーシッククラスでの12時間以上の利用と、プレミアムクラスの利用では距離料金も発生する。

Anycaは、個人間カーシェアで培ったエリアや車種などの需要に関するビッグデータを分析し、ニーズの高い都市部からAnyca Official シェアカーを開始。都内9区を対象に15台から提供し、40台を順次提供していく。