ニュース

Googleの音声自動文字起こしアプリ「音声文字変換」がテキスト保存に対応

Googleは、音声を自動的に文字起こしするAndroidアプリ「Live Transcribe」を機能強化し、テキスト化されたデータの保存に対応する。6月の提供を予定している。

Live Transcribe(日本のアプリ名は音声文字変換)は、話している音声をリアルタイムで文字起こししてくれるアプリで、聴覚障害を持つ人とのコミュニケーション改善のために開発。Google Playでベータ版が限定公開されている。

これまでは、音声を文字に起こしたテキストをスマホの画面に表示するだけで書き起こされたテキストのコピーや保存ができなかったが、新バージョンは、テキスト化後3日間はデバイス上に残され、その間に保存や転送などの処理も行なえる。そのため、ジャーナリストのインタビューや学生が講義内容を記録するといった用途でも活用できる。

また、現在は人の話し声だけが文字起こしされるが、新バージョンでは笑い声や音楽、拍手、自動車の音などもテキスト化される。