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「MaaS×保険」で、小田急電鉄と三井住友海上が協業

三井住友海上火災保険と小田急電鉄は、MaaSと保険を組み合わせた「MaaS×保険」に関する協業を開始することで合意した。2019年末までに実施予定の小田急電鉄によるMaaSアプリの実証実験に、三井住友海上がMaaS向けの保険を提供する。

MaaS(Mobility as a Service)は、複数の交通サービスを接続、統合し、快適な移動 体験を実現するもの。シームレスな交通サービスを実現するだけでなく、多様なサービスと組み合わせることで、付加価値向上を狙う。

小田急電鉄では、グループ内の交通サービスや生活サービスを、パートナーと連携させたシームレスなMaaS実現を目指しており、保険商品の提供で三井住友海上と協力する。

具体的には、小田急電鉄が開発するMaaSアプリ等において、移動や日常生活、観光シーンでの安心・安全を提供するため、両社で連携して保険商品を開発する。三井住友海上は、MaaSアプリや関連サービスと連携して保険を開発、小田急電鉄は、公共交通サービスやMaaSアプリに関する情報提供を通じて、三井住友海上の保険開発を支援する。

アプリの設計や開発、運用は小田急電鉄が担当し、三井住友海上は、保険の案内や申込方法、提供条件等の情報提供を通じて、MaaSアプリの設計・開発・運用を支援する。