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五輪後の街「HARUMI FLAG」をゴーグルなしでVR体験できるパビリオン

東京オリンピック選手村跡地に誕生する新しい街「HARUMI FLAG」を、ARやVRで体験できる販売センター「HARUMI FLAG パビリオン」が、4月27日にオープンする。見学は完全予約制。

空間演出ソリューション「VIRTUAL STAGE MIERVA」イメージ(左:VRドーム、右:眺望体感ルーム)

HARUMI FLAG パビリオンには、パナソニックのVR空間演出ソリューション「VIRTUAL STAGE MIERVA(バーチャル ステージ ミエルバ)」を導入。「VRドーム」と「眺望体感ルーム」の2つの空間演出を展開する。このシステムの導入は初。

VRドームでは、高さ2.6mのスクリーンと、2台の高輝度プロジェクターを使用し、上下、左右ともに最大約180度の広視野角VR投影を行なう。また、視点(立ち位置、高さ)を計算。実物大となる1/1サイズのスケール感で体感できるという。

このVRシステムによって、図面だけでは実感しにくい部屋の広さや天井高などを、ゴーグルをかけずに複数人同時に体験可能としている。

VRドーム

眺望体感ルームでは、朝から夜まで刻々と変わる眺望の疑似体験を企図。4台の高輝度プロジェクターと超短焦点レンズを使用し、朝・夕方・夜と移りゆくレインボーブリッジを臨む風景を投影。臨場感を一層引き出すため、パナソニックの照明機器とも連動させ、動的な映像で演出する。

眺望体感ルーム

HARUMI FLAG パビリオンではそのほかにも、「VIRTUAL SCAPE」や「AR EXHIBITION TOUCH THE FUTURE」を展開。

VIRTUAL SCAPEでは、正面、左右の壁面、床などの多面スクリーンに囲まれた空間で、HARUMI FLAGで得られる生活を体験できるという。

VIRTUAL SCAPE

AR EXHIBITION TOUCH THE FUTUREでは、1/150スケールの大型模型にAR技術を導入。タブレット端末をかざすと、画面上に様々なアニメーションが投影され、完成後のHARUMI FLAGでの街の暮らしをイメージできるようになっている。

AR EXHIBITION TOUCH THE FUTURE

モデルルームやHARUMI FLAGができるまでの変遷などの展示も行なわれる。

場所は東京都中央区晴海2-2-55。営業時間は10時から17時で、定休日は火曜日、水曜日、木曜日。オフィシャルサイトからエントリー後に予約できる。

HARUMI FLAG分譲街区の売主は、三井不動産レジデンシャル・三菱地所レジデンス・野村不動産・住友不動産・住友商事・東急不動産・東京建物・NTT都市開発・日鉄興和不動産・大和ハウス工業の10社。