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新「LINE 公式アカウント」提供開始。「LINE@」と完全統合

LINEは、法人向けサービス「LINE Biz-Solutions」において、「LINE 公式アカウント」の新プラットフォームを18日より提供開始。「LINE 公式アカウント」と「LINE@」の完全統合を開始した。

LINEでは従来、法人向けのLINEアカウントとして、大手企業向けにはLINE 公式アカウントを、中小企業・店舗向けにはLINE@を展開。LINE 公式アカウントの価格設定や、LINE@の機能不足といった課題解決を目的に、LINEの法人向けサービスのリデザインを2018年より本格始動。2018年12月にはLINE 公式アカウント新料金プランを開始し、月額0円から利用可能になった。

リデザインの一環として、LINE 公式アカウントの新プラットフォームを18日より提供開始。LINE@との完全統合を進める。従来、LINE@を使用していた企業・店舗は順次LINE 公式アカウントへ移行可能になり、オンラインでのLINE 公式アカウント新規開設も可能になる。移行は段階的に実施され、9月末までにすべてのLINE@アカウントの移行が完了する。

統合後の新LINE 公式アカウントでは、従来有料プランでのみだった「リッチメッセージ」や「ターゲティングメッセージ」などの機能が、すべてのプランで利用可能になる。また、LINE@のみで提供していた、ユーザーとのOne to One コミュニケーションが可能な「LINE チャット」(LINE@の「1:1 トーク」より改称)や、複数人とのコミュニケーションが可能な1対複数のチャットなども利用できるようになる。

さらに、複数の投稿から検証を行ない、ユーザーセグメントに合わせてメッセージを最適化するA/Bテスト機能や、ユーザーの興味関心、行動特性に応じた最適化が行なえるリターゲティング・メッセージ機能、LINE 公式アカウントの配信内容や「友だち」への推奨度に関するユーザーの評価を確認し、運用改善を図るユーザーフィードバック機能を夏以降に順次実装する。

LINEはこれらの取り組みのもと、新LINE 公式アカウントにおいて、2019年度中に大規模アカウント1,000件の新規開設を目指す。