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ヤフー、3.11企画で5千万寄付。検索者数は633万人

ヤフーは「3.11」と検索すると1人につき10円をYahoo! JAPANが復興支援に携わる団体に寄付する「Search for 3.11」をはじめとする特集「- 3.11企画 - いま応援できること。」を通じた寄付金額を発表した。

3月11日に実施した「Search for 3.11 検索は応援になる。」では、2014年の開始以来最多となる633万31人が「3.11」と検索。ヤフーは昨年実績(4,187万5,110円)を目安に寄付の上限額を設けていたが、想定を大きく上回ったため、上限額を引き上げて5,000万円を寄付する。

寄付先はキッズドア、ふくしま百年基金、福島大学 うつくしまふくしま未来支援センター、未来図書館、SAVE TAKATA、心の架け橋いわての6団体。

過去最多の参加人数となった主な要因は、「#検索は応援になる」を含むツイート数(RT除く)が昨年比162%と、例年以上にTwitterを中心としたSNSで広く拡散された点が考えられるという。

また時間帯別の検索数では、14時48分が最多で、東日本大震災が発生した14時46分には検索数が若干減少。ヤフーは、発生時刻には黙祷などをして過ごし、その後「3.11」と検索したユーザーが多かったと推測している。

「チャリティーオークション」では712万2,994円で落札された羽生結弦選手のスケート靴をはじめとして1,818万3,209円。「Yahoo!ネット募金」では4,844万6,056円の寄付が集まった。3.11応援パートナーのJT、ソフトバンク、キリンからの寄付金1,300万円も含め、「- 3.11企画 - いまわたしができること。」を通じた寄付総額は1億2,962万9,265円となった。