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「ノンレフレックス」から「ミラーレス」カメラに。CIPAが呼称変更

カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2012年からいわゆるミラーレスカメラ等に用いてきた統計区分「ノンレフレックス」を止め、2019年から「ミラーレス」に呼称を改める。

CIPAでは、レンズ交換式カメラについて、2012年から「一眼レフ」と「ノンレフレックス」に分けて集計。ノンレフレックスには、いわゆる「ミラーレス」、「コンパクトシステムカメラ」、レンズ交換式のレンジファインダーカメラ、カメラユニット交換式などを計上していた。

2月1日に発表した2019年の出荷見通しとともに、呼称の変更を発表。なお、CIPAではノンレフレックスは、あくまで統計区分上の呼称として設定しており、メーカーがマーケティング上の呼称として、「ミラーレス」等を利用することは制限していない。

2018年度のデジタルカメラ総出荷台数は、1,942万台(前年比77.8%)。レンズ一体型デジタルカメラは866万台(同65.1%)、レンズ交換式デジタルカメラは1,076万台(同92.2%)。レンズ交換式のうち、一眼レフが662万台(同87.2%)、ノンレフレックス(ミラーレス)は414万台(同101.4%)。

2019年度の総出荷見通しは、前年比87.1%の1,690万台で、レンズ一体型が690万台(同79.3%)、レンズ交換式が1,000万台(同92.6%)としている。

2018年出荷実績や2019年カメラ等品目別出荷見通しの詳細はデジカメWatchで紹介している。

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