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吉野家、牛皿定食差込メニュー表に石灰石が主原料の新素材。紙より劣化が緩やか

吉野家の牛皿定食差込メニュー表に、TBMが開発・製造・販売する新素材「LIMEX(ライメックス)」が採用されたことを、TBMが発表した。

LIMEXは石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず紙の代替となる新素材。また石油由来原料の使用量を抑えてプラスチックの代替としても使用できる。吉野家が採用したのは「LIMEXシート 白色ハード400μ」。

吉野家では店舗で使用するメニューに紙を使用しているが、環境影響の観点から、LIMEXの原料が石灰石であること、再製品化利用ができることに魅力を感じたという。また、店舗で使用するメニューは多くの利用客が手に触れるため、耐久性も重要な要素であり、LIMEXの方が紙よりも劣化が緩やかであるという検証結果も出たとしている。

牛皿定食は1月7日に販売が開始された新メニュー。牛丼の具である牛皿に、ご飯・玉子・みそ汁がつく。