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読売新聞が25年ぶり購読料値上げ、月3,400円に。「販売店の労務環境改善に充てる」

読売新聞社は、2019年1月から月額の購読料を値上げする。現在の3,093円(税込)から307円引き上げ、3,400円(同)となる。朝刊の一部売りは20円値上げの150円(税込)。また、朝夕刊セットは363円値上げの4,400円(税込)に改定する。

25年ぶりの値上げとなるが、「改定に伴う増収分の大半は、販売店の労務環境改善に充てる」と説明。「民主主義を支える戸別配達網を維持し、ご自宅に毎朝、新聞をお届けするため、誠に心苦しいところですが、ご理解をお願いいたします」としている。

一方、デジタルサービスを強化。2019年2月には、読売新聞読者が追加料金なしに利用できる新デジタルサービス「読売新聞オンライン」を開設。紙面そのままのレイアウトで記事を読める「紙面ビューアー」やスクラップなど、デジタルならではの機能も搭載。コンテンツもWeb限定コラムや恋愛小説などを展開し、動画も用意するという。

なお、「読売KODOMO新聞」は、50円値上げの550円(税込)、「読売中高生新聞」は70円値上げの850円となる。