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Appleの学習プログラム「Everyone Can Create」の日本提供開始

Appleは、学習プログラム「Everyone Can Create」の日本語版を11月15日からApple Booksで提供開始した。

Everyone Can CreateはiPadを使ってスケッチ、音楽、ビデオ、写真を通して自分のアイディアや思考を発展させたり、周りの人々に伝えるためのシリーズ。新しく作られたプロジェクトガイドはすべてApple Booksから無料で提供される。スケッチ、音楽、ビデオ、写真を採り入れて、国語、算数、数学、理科、歴史、社会、プログラミングなどさまざまな科目の既存の授業や課題、教科を楽しく有意義なものにするための教育ツールだという。

利用には、Apple Pencilに対応した9.7インチiPadと、GarageBand、iMovie、Clips、Swift Playgroundsなどの無料の内蔵アプリが必要となる。

新しい教師用ガイドでは実際の授業に取り入れられるように、300に及ぶ授業のアイディアとヒントを紹介している。例えば数学の授業では、iPadのカメラをバーストモードで使用して、ゴールに向かって投げたバスケットボールが描くラインを連続撮影し、その放物線を測定させる、といった指導ができるようになる。

Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデントのフィリップ·シラーは「Appleのテクノロジーが、子供たち一人ひとりのクリエイティブな才能を解き放つための助けとなることを強く信じています。教師のみなさんとの密接な協力の下で生まれたEveryone Can Createは、クリエイティブな表現と芸術·美術の要素を授業にもたらし、クリエイティビティを通して生徒が学びに深く入り込み、最終的には人生において成功できるように手助けするものです」と述べている。