ニュース

ドアミラーがないレクサス発売。カメラが広い視認エリアとクリアな視界を確保

レクサスの新型ハイブリッドセダン「ES」に、ドアミラーの代わりにカメラが設置される、「デジタルアウターミラー」が装備される。“version L”のオプション設定。量産車としては世界初採用となる。

デジタルアウターミラー

標準仕様ではドアミラーが設置される場所に、カメラ部に雨滴が付着しにくい形状としたヒーター付きのデジタルアウターミラーカメラを設定。車内両側のAピラー付け根に設置された5インチディスプレイで、このカメラで撮影した車両後側方の映像を表示する。

映像を映し出す車内の5インチディスプレイ

カメラがドアミラーよりもコンパクトなサイズになることで、運転席からの視界が広がり、風切り音も低下して高速走行時の静粛性が高まるほか、カメラ映像をデジタル処理することで多彩なメリットを発揮。画像補正によって強すぎる光を抑制し、朝夕の日が低い時間帯などの直射日光、夜間の後続車から照射されるヘッドライトなどの影響を緩和して後方確認を可能とする。

後続車のヘッドライトなど明るすぎる状況や、夜間の暗すぎる場所では画像補正を行なう

また、ウインカーを作動させるとイン側の表示をワイド表示に切り替え、後続車との車間距離や縁石などの場所を確認しやすいようにしたり、ギヤセレクターをリバースレンジに動かすと周辺状況が分かりやすいようワイド表示に切り替えるほか、映像内に車両と接触する危険性のあるエリアと安全なエリアをラインで区分してくれる。さらに手動操作での拡大表示にも対応する。

ウインカー操作に連動して表示範囲をワイド化。ドアミラーでは死角になるエリアや低い位置まで表示する
リバースレンジとも連動。ワイド表示に切り替わるほか、接触する危険性がある場所に赤いラインを追加する

そのほか、ルームミラーにカメラ映像を映す「デジタルインナーミラー」が“version L”と“F SPORT”にオプション設定として用意されている。

デジタルインナーミラーは、車両後方カメラの映像をミラー内のディスプレイに表示する運転補助装置。切替レバーを操作することで、鏡面ミラーモードからデジタルインナーミラーモードに切り替わる。視界を遮るものがない映像による後方の安全確認ができるほか、夜間の視認性確保、電動サンシェード(リヤウインドゥ) 使用時の視界確保、後席乗員のプライバシー確保に効果を発揮する。

鏡面ミラーモードとデジタルインナーミラーモード

発売は10月24日。価格は「ES300h」が580万円、「ES300h“F SPORT”」が629万円、「ES300h“version L”」が698万円。

ES300h“version L”

レクサス「ES」についてCar Watchで詳しく読む

レクサス「ES」を100枚以上の写真で見る