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日刊スポーツ、競馬予想にAIを導入。10月13日のレースから

日刊スポーツは、AI競馬予想SIVAの開発・運営を行なっているGAUSSと共同開発した競馬AI予想「ニッカンAI予想」および競馬チャットボットを、日刊スポーツが運営する競馬有料サイト「極ウマ・プレミアム」で、10月13日の19時に公開する。なお、10月14日にG1レース秋華賞が京都競馬場で行なわれる。

ニッカンAI予想は、日刊スポーツが蓄積した数百のファクタをAIに学習させる、完全なオリジナルであることを特徴としている。予想が公開される時間は、レース前夜19時ごろと、レース約30分前の2回。30分前の予想では、当日の馬場状態や天気、レースの約1時間前に発表される馬体重も予想ファクタに組み込んだ上で公開するという。

予想では印(◎や○など)は打つものの、馬連で回収率(払戻金額÷購入金額)を上げるための方式を採用。◎の1頭を軸に流すスタイルだけではなく、○▲や○△など、タテ目を推奨するケースもある。公開されるのは、AIが予想した印(◎○▲☆△。△は最大4つ)と、馬連の買い目(最大7点)。馬連1点あたり100円で購入した場合の回収率も極ウマ・プレミアム内ですべて公開される。

AI競馬予測は10月12日19時ごろに、13日の全レースの予想と買い目を公開し、日刊スポーツ本紙の競馬面などでも14日付で一部レースの予想を掲載する。今秋はβ版としてのスタートで、本格稼働は2019年の予定。

また、極ウマ・プレミアムのサイト上でチャットボットがスタート。無料ページでは、キャラクターの極ウマくんがレース結果やAI予想の成果などを会話形式でお知らせするほか、有料ページでは日刊スポーツ各記者の予想、AI予想、コンピ指数まで、極ウマくんが答える。