ニュース

集荷依頼や複数荷物受け取りもできる「IoT宅配ポスト」。LIXIL発売

LIXILは、複数個の荷物受け取りや集荷依頼も可能なIoT宅配ポスト「スマート宅配ポスト」を10月1日より発売する。代表セット価格は266,000円。

ネットショッピング等の普及により、2017年度の宅配便の取り扱い量が年間42億個を超えた。一方で、再配達に伴う労働生産性の低下など物流面での課題が生じている。集合住宅では、宅配ボックスが普及し始めているものの、特に戸建住宅用の宅配ボックスの採用は1%未満にとどまっている。

スマート宅配ポストは、戸建てでの積極的な宅配ボックス導入の促進に向け、宅配ボックス機能に、ポストやサイン、インターフォンまでを一体化。さらに、スマートフォンと連携し、荷物の受け取りや通知などの管理にも対応する。

宅配ボックス、ポスト、サイン、インターフォンを一体化したファンクション仕様のほか、宅配ボックスに機能特化した「ポール建て仕様」「据置仕様」などを用意。いずれも、シンプル&スマートを追求したデザインで、カラーはブラック、ホワイト、シャイングレーの3色、フレームは6色から選択可能。

“IoT宅配ポスト”として、スマホと連携。荷受けの通知や“カメラ機能による荷物の見守りなどのほか、すでに荷物が入っている場合でも、カメラを通じて宅配業者と会話して、解錠することができる「複数荷物受け取り」、不在時でも宅配ボックスから荷物を発送できる「集荷依頼」などに対応する(集荷方法は宅配事業者による)。

また、クラウドサービスで、スマート宅配ポストのデータをオープン仕様として公開。宅配業者等のパートナーとつながることで、さまざまな社会サービスとの連携を目指すという。

家電 Watchで詳しく読む