VR Watch

カーリングやスケートを主観視点で体験できるVR動画で平昌冬季五輪がもっと楽しめる

連日のメダル獲得のニュースに、盛り上がりを見せている平昌五輪。冬季の五輪には、日頃あまり馴染みのない競技も多いが、そうした新しい競技を知るのもまた五輪の楽しみだったりする。今ではすっかりおなじみとなったが、1998年の長野五輪から正式種目として採用されたカーリングもそのひとつ。未だルールがよくわからないという人いるかもしれないが、観戦していると戦略も技も必要なスポーツだということがよくわかる。

カーリング観戦をさらに楽しむためにおすすめのVR動画が、日経ビジュアルデータが公開している「VRで体感 カーリング女子のスーパーショット」。ストーンの目線やリンクの真上から、カーリングのスーパーショットを体感できる内容で、簡単に投げているように見えて、一投、一投がいかに難しいか、わかりやすいビジュアルで学ぶことができる。

またNHKのVRアーカイブ「NHK VR」では、メダルも期待されるスピードスケート女子団体のパシュートを紹介。高木美帆選手、佐藤綾乃選手、高木菜那選手それぞれの目線を切り替えながら、リンクを駆け抜けるVR映像を見ることができる。何より驚くのはその隊列の正確さと互いの距離の近さ。3人目からは2人目に隠れて先頭が見えないくらい、まっすぐに並んでいる。さらに先頭交代も一瞬だ。そのスピード感をぜひ味わいたい。

NHKのVRアーカイブにはこのほか、ノルディック複合個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得した、渡部暁斗選手のスキージャンプも公開中。雪のない練習場での撮影ではあるが、スキージャンプの選手の目線を体感できる。こちらも要チェックだ。

太田百合子

レビューする商品がついつい欲しくなってしまい、ちっともお金が貯まらない物欲デジモノライター。

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