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2021年10月25日   [スマホアクセサリー] 

コンパクトでカバンの中に忍ばせやすい“開閉式スマホスタンド”を試してみた、ナローベゼルなスマホにも好適

今回紹介するアイテムは「アルミ合金製シンプルスタンド DN-916078」。出先や旅先だけでなく、自宅にもあると便利なスマホスタンドだ。スマホ用のスタンドはいくつも登場しているが、本製品の特徴はコンパクトであり、見た目以上に安定感があること。またタブレットも条件付きながら対応しているのもポイントだ。販売価格は1,380円。

本体を開閉して利用するコンパクトなスマホスタンド

　本製品はアルミ合金製で、閉じた状態では16×90×25mm、重量約72gとコンパクトで軽量だ。上部ヒンジがあることからも分かるが、セットしたいスマホもしくはタブレットの大きさに応じて開く角度を変更して使用する。

• パッケージ。パッケージには本体のみが入っている

　開閉角は約240度となっているが、160度以上で使用するシーンはあまりないというか、スマホやタブレット以外、たとえば冊子などを一時的に保持するくらいだろう。また180度まで開いた状態でカバンなどに忍ばせておくと、厚みを約12.5mmに抑えて収納できる。

• 閉じた状態
• 開いたところ

• 開く角度の限界は写真の通りだが、この状態で使用することはまずない

　スマホの場合で見ていくと、固定はシリコンゴム製のストッパーがある部分に引っ掛ける。4.7～6.7インチのスマホに対応しており、端末によってはスタンドを開かないまま使用可能だ。またタブレットについては13インチ以下で、横画面時のみとされている。8インチ付近のタブレットならば縦画面でも“いちおう”バランスを保持していたが、ほとんどタブレットでは横画面のみと覚えておきたい。

　使用感としてはシンプルで扱いやすいスタンドだ。最近はすっかりナローベゼルのスマホが当たり前となったが、画面下が隠れてしまうこともなく、またジャケットを装備させたままでも問題ナシ。

　タブレットについては上記の通り、横画面時のみという制限はあるが、出先でサブモニター的に運用する分には問題ナシだった。もちろん、自宅においても仕事関連のソース表示にもよく、勤務時間のときだけスタンドを使用したい人にもほどよいだろう。なお当然ながら、スマホやタブレットに近しい形状の物体の保持台としてもほどよいが、本との相性はあまりよくなった。

• iPhone 12 Proの場合。スマホの幅と本体の開閉角を合わせると画面が隠れにくい
• タブレットの場合は写真の通り

　仕事にもトラベルにもちょうどいいスマホスタンドだ。常設するというよりは、必要なときだけスタンドが欲しい人向けといえる。コンパクトに収納できるため、卓上をスッキリさせたい人にもよく、そろそろ会社に行く回数が増えそうであったり、出かける予定があったりするのであれば、本製品をカバンの中に忍ばせておくといいだろう。