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じっくり時間が取れる年末年始はPCをメンテナンスする絶好のチャンス！この機会にご家族のPCも点検してみませんか？

　まとまった時間が取れる人が多いであろう年末年始は、PCのメンテナンスや新たなPCの導入にちょうどよい時期です。本サイトをご覧になっている方なら、ある程度ご自身で判断して作業を行ったりショップやサービスを頼って作業してもらったり、ということを実践している人も少なくないでしょう。

　一方で、あまりPCやIT機器が得意ではない、離れて住んでいるご両親やご家族のことがちょっと心配になることがあります(筆者自身も時々心配しています)。特に今年は、Windows 10のサポート終了という大きな節目もあったため、例年より注意が必要なタイミングと言えます。PCに詳しくない人、使用頻度があまり高くない人は、Windows 11への移行を促すメッセージをスルーしていて移行しないままになっていたり、古いPCを使い続けていてWindows 11への移行がそもそもできないケースのまま放置されていたりする可能性が考えられます。

■ この機会にPCが得意ではないご家族やお知り合いのフォローを！

　そこで、ちょっとPCに心得がある方々に提案です。帰省などで久しぶりに会う「離れて暮らすPCにあまり詳しくないご家族」のPCのチェックやメンテナンスを手伝ってあげてはいかがでしょうか？　もちろん皆さんがご家族のPCをセルフチェックし、状況に応じてメンテナンス、増設や交換、あるいは買い替えなどの対応をジャッジしていければOKですが、ご自身での判断が難しい場合も多々あります。そんなときには、専門家・専門店を頼るのがベターです。

• PC専門店ドスパラは、販売だけではなくサポート系サービスも充実

　たとえばドスパラであれば、全国に42店舗(GALLERIA Loungeを除く)を展開中。「ショップはモノを買うところ」と認識している方も少なくないかもしれませんが、ドスパラ各店やデジタルドックは、いざというときのサポート相談も受け付けてくれます。さらに、パソコン・スマホの修理とサポートに特化した専門店「デジタルドック」も15店舗あり、こちらも大変頼りになります。PCに詳しくない人が自力で専門店に頼るというのも、実はハードルが高いところでもありますが、帰省中の皆さんがお手伝いしてあげれば、それも克服できるはずです。

■ メンテ時のチェックポイントといざというときに頼りになる専門店のサービス

　それでは、まとまった時間があるときにチェックしたりメンテしたりしておきたい具体的なポイントとサービスを活用した対応策をピックアップしてみます。

　まずは「ちゃんと動いているかどうか」の点検です。電源がちゃんと入るかどうか(突然切れるなども)、多くのPCに入っているファンから異音がしたり回転音が不安定(ときどき止まる、唸るように回るなど)だったりしないか、画面表示に異常がないかどうか、あたりはすぐに気付くポイントでしょう。これらの症状がすぐに出る場合は、ハードウェア自体の故障や劣化が原因の可能性があります。

• 動作不良・故障の類が見つかった場合は、無理せず専門店を頼るのが近道。ドスパラでは、保証終了後の製品や他社PCの修理も対応してくれる

　対応としては、故障箇所の修理、(特に自作PCの場合)PCパーツの交換、といった方法が考えられます。パーツ交換が即判断できる状態なら比較的対応は容易ですが、そうではない場合は、購入店あるいは専門店に相談・持ち込みして修理に出すべきです。ドスパラでは、ドスパラで購入したGALLERIAブランドをはじめとする自社BTO PC、他社製PCの修理相談や対応が可能です。故障しているのかどうか判断に迷ったときも、一度プロに相談してみてはいかがでしょうか。

　また、ドスパラおよびドスパラを運営するサードウェーブのPCについては、保証期間が終了した後も、ドスパラ各店への持ち込みやインターネットで申し込む「Web引取修理」で修理を依頼することができます。

　年末と言えば大掃除。PCのセルフメンテナンスの基本と言えば「クリーニング」です。生活空間に設置され、数年間稼働していたPCは思った以上に内部に汚れが溜まりがち。そのままでは故障や事故の元になるので、定期的にクリーニングすることをおすすめします。

• PCの汚れは見えない＆手が届かない内部ほどきれいにすべきところ。プロのサービスを利用すれば、手間をかけずにスッキリきれいに!

　見えるところを拭く、可能な範囲でホコリを取る、くらいならすぐにでも自力でできますが、PC本体内のホコリをきれいにする、冷却効率を高めるためのグリスを塗り直すなどの作業は、PC自作の経験など、ある程度以上の専門知識が必要です。これもプロに相談すればスッキリサッパリ仕上げてくれます。最もベーシックなサービスであれば作業料金は4,000円と比較的リーズナブルです。

　前述のとおり、2025年はWindows 10のサポート終了という重要な節目を迎えました。

• 長く利用されてきたWindows 10はいよいよサポートが終了。安全なPC利用のためにも、Windows 11への移行を進めましょう

　PCを安全に、安心して使用するにはWindows 11への移行が欠かせませんが、どんなPCでもWindows 11に移行できるというわけではないというのも事実。Windows 11に移行できるかどうかはセルフチェックが可能で、本サイトでも詳しく解説しています。

■ ハードの課題をクリアしてWindows 11に移行する2+1通りのプラン

　Windows 11に移行できないPCと診断された場合、対処として2つの方法が考えられます。1つ目は、移行できない原因となっている部分のアップグレードによる問題の解決。多くのケースで、CPUとマザーボードの機能不足が原因となるため、CPUとマザーボード、さらに連動してメモリも同時に交換になる可能性が大です。ハードの交換はもちろん、Windowsを含めたソフト面の再セットアップも必要になるため、かなり大掛かりなアップグレード作業になります。

• Windows 11への移行ができなかった旧世代PCの例。必須セキュリティ機能、TPM 2.0が利用できない、CPUが対応していない、という問題を抱えており、解決するにはパーツ交換が必須の状況

　また、PCの動作がスムーズではない(特にゲームを遊ぶ場合は顕著に出やすい)、SSDの残量が極端に少ない(最低でも10～20GB程度は空いている状態をキープできていないとWindows Updateなどの際に問題が生じる可能性があり危険)、新たにPCで3Dグラフィックスのゲームを遊んだりAIを活用したりといった使い方に挑戦したくなった、といった場合、Windows 11に移行できるもののちょっと古めというPCであっても、パーツを交換することで新しい使い方にチャレンジできるようになる場合があります。

• ポイントを絞ってPCのアップグレードに対応してもらえる「パソコンアップグレード」で、必要最低限のパーツ交換でWindows 11の要件を満たすスペックにパワーアップすることが可能

　PC自作が趣味という方であれば嬉々として作業できるパーツ交換ですが、そうではない人にとっては、かなりハードルの高い作業です。そんなときには、ドスパラの「パソコンアップグレード」というサービスを活用してみてはいかがでしょうか。このサービスではGALLERIAをはじめとするドスパラ/サードウェーブ製のBTO PCはもちろん、ほとんどのメーカーのデスクトップおよびノートPC、自作PCも対応OK。パーツの選定から組み込みまでまとめてお願いできるので、そこまでPCに詳しくない人でも安心です。

　店舗持ち込みによる依頼のほか、インターネット申し込みによる引き取り(通常のWeb引取プランに加えてPCの梱包までお任せのプランもあり)も可能なので、詳しくはサービス説明ページをご確認ください。

　2つ目は“思い切って新調する”というシンプルな考え方です。今から新しいPCを購入するのであれば、基本的にはWindows 11が導入済み。仕様を満たすかどうかなどを考慮する必要はなく、現役バリバリのWindows 11 PCが手に入ります。

• ドスパラECサイトのトップページ。PCを新調するなら、年末年始などに開催されるであろうセールを狙ってみるのも一興

　新調すると決めたら、次はどんな仕様やスタイルのPCにするかを検討するだけですが、そこは皆さんのお好みや目的次第。デスクトップがいいのかノートがいいのか、ノートであってもモバイル性重視なのか性能重視なのか、デスクトップであればゲームを本格的にプレイするのかどうか、BTOを活用してどのくらいのスペックにするか、などなど、判断材料はたくさんあります。また、デスクトップPCにするのであれば、思い切ってすべて自由にチョイスできる自作PCにチャレンジするのもありでしょう。

　ドスパラでは、自社ブランドのPC、PC自作向けのパーツを、リアル店舗とECサイトで豊富に取り扱っています。リアル店舗では、実機展示や即納モデルの販売はもちろん、PCやPCパーツに関する専門知識を有するスタッフが常駐しているので、パーツ選びや作業で疑問があるときに具体的なアドバイスをもらうことも可能です。ECサイトは、日本国内でも老舗中の老舗。消耗品も含めたPC自作に関する幅広い製品を取り扱っています。

　また、店舗およびネット申し込みの有償サービスとして、購入したパーツを実際にPCとして組み立ててくれる「自作PC組立代行サービス」も用意されています。PC自作に興味はあるけど、組み立てに自信がない・作業時間が取れない・プロのようにきれいに/カッコよく仕上げてほしい、そんな場合にとても便利です。

• 「自作パソコン組立代行サービス」では、パーツを選んで組み立てはすべてドスパラにお任せ。細部まできれいに仕上げられた自作PCは一見の価値あり

　離れて暮らす家族のためのPCを自作PCで用意するというのは、ちょっと後々のフォローの不安などもあるかもしれません。自作パソコン組立代行サービスを利用した場合は、自作PCのアフターケアをサポートしてくれる「自作ケアサービス」(有償)を併用すれば、いざというときのフォローがだいぶ楽になるでしょう。このほか、前述した各店舗/ECサイト/デジタルドックで依頼できる修理サービス、出張・訪問サービスも活用可能です。

　部分的にアップグレード、一気に新調、と2つの考え方を紹介しましたが、もう1つ、物価高の今だからこそチェックしておきたいのが、“中古販売の活用”です。

　新品のPCやパーツは、もちろん現役バリバリの製品で、製品としては真っ新な状態です。“初期不良”なんて言葉もありますが、最近ではその可能性はかなり低いもので、仮に出くわしたとしても販売店が適切に対応してくれます。予算が潤沢にあって、店頭に在庫があるのならもちろん新品を使用するのがベスト中のベストですが、昨今は、一部パーツの供給不足・不安定が生じたり、激しい値上がりに見舞われたり、といったこともあります。

• 豊富な中古品取り扱いもドスパラの魅力。ECサイトの機能が強化され、全国店舗の中古在庫をECサイトで購入できるようになった

　一方中古品は、基本的にはすでに使用された製品であり、1世代以上前のものがほとんどです。その分、販売価格は新品よりも安く設定されており、製品の状態、世代によってはかなりお求めやすくなっています。また、ここ数年のPCは高性能化が著しいので、多少前の世代の製品であっても用途によっては必要十分な性能、ということもあります。その“必要十分な性能”を見極めるのが難しいところではありますが、そのあたりは情報収集とショップ店員さんたちのアドバイスでカバーしてみるといいかもしれません。

• ドスパラの中古取り扱いは、PC本体、パーツ、周辺機器、スマートフォンと多岐にわたる。意外な掘り出し物が出てくることもあるかも!?

　ドスパラは中古販売にも力を入れており、2025年は、店舗の中古販売フロアの拡充、ECサイトでの取り扱い拡大(全国店舗の中古在庫の購入が可能)などの取り組みが行われました。中古の品質に不安を持つ方もいるかもしれませんが、ドスパラが取り扱う中古製品は、動作確認をクリアした万全のクオリティです。購入後の保証制度も用意されているため、その点も安心材料と考えてよいでしょう。

　取り扱いジャンルは、デスクトップおよびノートPC、各種PCパーツ、周辺機器などと、新品製品と大きくは変わりません。在庫状況はそのときどきで変化するので、必要なもの・ほしいものが確実に手に入るかどうかはタイミング次第なところがありますが、予算を抑えてちょうどよいスペックのPCやPCパーツを入手したいなら、中古もぜひ選択肢に加えてみてください。

■ ご家族のPCを“安心・安全”に使い続けてもらうために

　Windows 10のサポート終了により、古いPCのメンテナンスやリプレイスを考えなければならない状況になりました。PCに詳しくない人の中には、「あまり使っていないからWindows 11にする必要はないんじゃないか」、「延長サポートもあるというし、とりあえず先送りでいいのでは」といった、危険性を軽視した認識の人や、危険であることを理解していない人もいるかもしれません。こういった“Windows 10からの乗り換えが必要であるという認識がない人”は、“セキュリティ対策の甘さからトラブルに巻き込まれる可能性が高い人”とも考えられます。また、延長サポートがあるとは言っても期間限定であり、2026年10月にはこれも終了予定です。

　2025年は、このような状況だからこそ、自分はもちろん、自分の周囲にいる“あまりPCに詳しくない人”の環境のこともチェックしなければ、と考える貴重なきっかけになったとも言えます。本稿をここまで読み進めたあなたは、PCについてある程度以上の知識と経験がある人のはず。そんなあなたの手助けを必要としているご家族やお知り合いが周囲にいませんか?　年末年始にご家族やお知り合いと再会したときに、一度PCの話題を取り上げてみてはいかがでしょうか。そして、いざフォローが必要となったときには、ぜひともドスパラのようなPC専門店も有効活用してみましょう。

• このほかにも、いざというときに出向いてフォローしてあげられない、という場合には、ドスパラのプロの出張・訪問サポートを頼るという手もある